エアコン試運転・確認のお願い

気候が暖かくなるとメーカーへのエアコン関連の問い合わせが増加し、特に真夏は修理待ちの期間が長くなることが懸念されます。夏本番を前にした5月~6月の間に、一度室内に設置していますエアコンの「おためし運転」を行い、下記に見られる症状がないかチェックの上、各対応方法をご確認ください。「おためし運転」の方法は各メーカーによって異なりますが、概ね設定温度を18℃に設定し、冷房運転を約10分間行ってください。また、詳細につきましては、入居のしおり内の「取扱説明書」をご確認ください。

おためし運転の際に次のような症状はありませんでしたか?

1.電源が入らない。
◆確認内容
・リモコンの電池が切れてはいませんか?
・室内機の電源プラグがはずれていませんか?(電源プラグをコンセントに差し込み直してください。)
・エアコンのブレーカーが「切」になっていませんか?

2.リモコンは反応するが、風が出てこない、風が弱いなどの症状
冷房や除湿運転のスタート時は冷たい風を出す準備をしています。約1分間お待ちください。
◆確認内容
・室内機のフィルターにほこりがたまっていませんか?→フィルターのお手入れへ
・「除湿」でご使用の場合は、「冷房」に切り替えてお試しください。
・室温がエアコンの設定温度付近になっていませんか?

フィルターのお手入れをお試し下さい。(メーカー推奨:2週間に1回)
フィルターが目づまりしていると、空気を吸い込むのに余計な電力がかかり、電気代が高くなったり、エアコンからの水漏れや、においの原因となります。
また、冷房や暖房の効きが悪くなることもあるため、定期的にフィルターの汚れを確認し、お手入れをおこなってください。

3.ニオイがする。
フィルターのお手入れをお試し下さい。
※生活臭は、しばらく運転するとニオイが取れることがあります

4.エアコンの効きが悪い。(冷えない、冷えが弱いなどの症状)
室外機の吸い込み口や吹き出し口はふさがれていませんか?
室外機のまわりに物を置いたりしてふさがっていると、効きが悪くなります。

室外機のアルミフィンに、木の葉、紙などのゴミがつまっていませんか?
アルミフィンに木の葉、紙などがつまると能力が低下して冷えが弱くなります。場合によっては、保護装置がはたらき、動作しなくなることもあります。
エアコンの電源を切ってから、室内機の電源プラグを抜き、ゴミなどを取り除いてください。

5.ランプが点滅・エラーの番号が表示されている場合
エアコンは何らかの異常が発生した場合、運転やタイマーなどのランプ点滅を繰り返してお知らせをします。
機種により数字を交互に表示をしたり、リモコンでエラー番号を確認することができます。
エアコンが正常に動作しているときは、ランプが点灯または消灯していますが、エアコンに何らかの異常が発生した場合、ランプが点滅をくり返します。(複数のランプが点滅することもあります。)

上記、夏本番を前にした確認作業です。内容を確認の上、対応しても症状が改善しない場合は、故障の可能性が考えられます。管理会社までご連絡ください。